サーベドロとの出会い 誰だ? お前か、奴はどこだ? あいつを出せ。こいつが目的だろ・・・ 早く出てこい!! 奴は来ないのか。 お前は”レリーシャンの書”を取り戻すために送り込まれたと いう訳か。 愚か者め! 本当にそれでうまくいくと思っていたのか! 誰か代わりの人間を送り込めば、それで何とかなると。 ふざけるな! こいつがナラヤンを書き換えるというのか? お前の指示どおりに絵を描きあげて? 見ろ、この世界を。何が残っている! お前はただの使い捨てのコマだということが、いまだに 分かっていない様だな。 俺達はもう終わりだ。分かるか・・・ 俺達は閉じ込められた。ジェナーニンに戻る”接続書は”もう無い。 アトラスの書斎から戻る時に置いてきてしまった。ナラヤンに行こう にも周りを見ろ。入り口はこの部屋以外に無い。 アトラスが作った作った障壁を通り抜けることは不可能だ。できるこ とは全てやったが、絶対に抜けることはできない。 お前もこの俺と同じなのだ。 この本を開くまでは、妻や友が目の前で死んでいく悲しみを、アトラ スにも思い知らせてやる。 仮にここから抜け出せたとしても、決して気を抜かず、注意を怠るで はないぞ。なぜなら接続書によって開かれた扉は、お前が通った後も、 閉ざされるわけではない。 |
サーベドロとの出会い2 ああ こ、これは・・・ 生きていたのか! いったい・・・ 第4の紋章だと・・・ 畜生! わずかな希望すら残さないということか。 しかしな、俺にはまだこいつがある。あいつが何をおいても手に入れた がっている、”レリーシャンの書”がな・・・ 取り引きだ。外の障壁を消せ。 俺がゴンドラに乗ったら、障壁を消すのだ。その代わり、”レリーシャ ンの書”はやる。 さあやれ! |