初期 息子達よ。 以前私の時代の秘密を教えると言った。この世界こそが全ての出発点、 島中を調べ3冊の”接続書”を見つけろ。それこそが別の”時代”への 入り口なのだ。 元気かね・・・アトラス。久しぶりだな。 こんなところに私を閉じ込めた奴らに対する恨みが、私を試練の時代に 閉じ込めたあの悪魔ども・・・ そうだお前の息子、シーラスとアクナーへの恨みだ。奴らだって善悪が 分からないほど子供じゃないだろう。この数年間奴らが犯した罪の事を 私はずーっと考えてきた。 ”レリーシャンの書”が心配か? ここにある。 それとも友達や家族、連れ戻せなくなった連中が心配か?おまえの気持 ちは良く分かるぞ。 いいか、本を取り返したいなら、この装置を開ける事だ。だが1つ教え てやろう。装置を開ける3つの紋章は形を変えておいた。”レリーシャ ンの書”を取り返したいなら、お前が一からやり直すのだ。 3つの紋章を見つけてみろ・・・アトラス。ただし時間には限りがあるぞ。 |
第一段階 手間取っているなアトラス? なんと無様な姿だ。些細な事も見逃すな、自分に問いかけてみろ。 「あっちはどうだ?こっちは?それとも別のところか?」とな。 シーラスとアクナーにとって、ナラヤンなどどうでも良かったのだ。 あいつらは「不安定性の解消こそが、俺達の存在を解放する」など とぬかし、”時代”を書き換えた。 その時、俺達は奴らの本当の目的に気付くべきだった。 なのに・・・まんまと奴らに騙され、俺達は祖先を裏切り、長い間ナラ ヤンを守ってきた伝統を捨ててしまったのだ。 そしてラティスが枯れ始めた頃、それに気付き奴らを止めようとした。 あいつらは笑っていた。奴らナラヤンの事などどうでも良いと。 奴らはこのナラヤンを踏みにじり、私から何もかも奪っていった。 分かるか我が友・・・アトラスよ・・・。 覚悟しろ。次はおまえが思い知る番だ。 残る2つの紋章を探しながら、お前の息子達がした事を思い知れ。 |
第二段階 いかがかなアトラス?どうやら”レリーシャンの書”をあきらめきれんと 見えるな。はたして、そううまく行くかな? お前の日記を読んだよ。トマーナの日記、捨てられた”接続書”をこの天 文台の外で見つけた後にな。 ドニの事も全て読んだぞ。どうやってあの世界を再生した?お前にそんな事 が出来るのか? ならば、あんな事になってしまったナラヤンでも取り戻す事が出来ると言 うのか? おれは信じぬ。業深いわれらの血にまみれたこの手で、歴史を書き換える 事など出来る訳が無い。 さあ、紋章はあと1つだ。 ナラヤンを救ってみろ。 |
第三段階 よくやった、息子達よ。 だが、後一つ仕事が残っているぞ。 そこにある接続書は、ナラヤンという時代につながっている。 ナラヤンは壊れやすく、微妙なバランスの上で文明が芽生えた世界なのだ。 そこで別の時代の人々と初めて出会うだろう。だが、恐れるな。 ここで身につけた知識を駆使するのだ。そうすれば道は必ず開かれるだろう。 |