赤
「血の赤さは何から来るのか?」
そんなことに疑問を感じた人間がどれほどいたろうか? ある人物は、情熱の赤から来ているといい、ある人物は子供の戯れ言と笑い飛ばした。
しかし、世の中には血の赤さに対し、疑問ではない感情を持った者もいた。彼らにとって血の赤さは己を酔わせ、時に狂わせるものであった。
ふくらみきった風船のように血で満たされた体を切り裂き、噴水のようにわき上がる赤い液体を愛でる・・・。そして、水よりやや粘性の高い液体を体に浴び驚喜し、恍惚とした表情となる。
赤い液体、赤い噴水、服を満たす鉄の臭い・・・それから・・・それから・・・狂気という平常心
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ちょっとストレスが・・・たまっていました。
それが、吹き出したらこんなものが・・・。
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