無料で使える RPA の taskt の使い方を紹介しています

ペイントを操作する

ここの内容はバージョン 3.3.0.0 までの変数を意味する囲いが [ ] であるときの内容です。そのため、最新のバージョンには対応していない部分があります。

ネタなスクリプトですが、ペイントで「Hello World」と書きます。

  1. ペイントを実行
  2. キャンバスサイズを 640×480 にする
  3. ブラシの種類、サイズを指定
  4. 「Hello World」と書く

スクリプトのダウンロード スクリプトのダウンロードと実行方法

変数 [fm]、[w] の宣言

ペイントの実行 (mspaint がペイントのプログラム名)

ペイントの画面のタイトルを変数 [fm] に代入し、UI Automation などで使用する

リボンインターフェースで Alt+R,E でキャンバスサイズの変更

UI Automation で ピクセル のラジオボタンをクリック

Alt+H でキャンバスの横を 640 に変更

同様に Alt+V でキャンバスの高さを 480 に変更

縦横比を維持するにチェックを入れてある場合、キャンバスの幅が 640 以外の数字になるので、その数字を Ctrl+C でクリップボードにコピー

そして、Get Clipboard Text を使い、変数 [w] にキャンバスの幅を入れる

If Begin で変数 [w] が 640 ではないときだけ、処理をする判定

UI Automation で OK をクリック

シーケンスになっている部分

ペイントの画面の位置と大きさを変更する

ペイントの画面の位置を調整

ペイントの画面の大きさを調整

シーケンスになっている部分、Record を使用

マウスを動かし、「Hello World」と書く

キャンバスサイズの変更画面

パーセント/ピクセル Alt+B ではそれぞれを選択できないので、UI Automation を使う
水平方向 Alt+H
入力された値は、UI Automation では取得できない (バージョン 3.2.0.0 時点)
垂直方向 Alt+V
縦横比を維持する Alt+M でチェックを入れる、外すは可能
UI Automation ではチェックの状態が取得できない (バージョン 3.2.0.0 時点)
OK 今回は UI Automation でクリック
実際は Send Keystrokes で ENTER を入力しても OK
キャンセル 今回はクリックしていないが、Send Keystrokes で ESC を入力すれば OK

 

完成図

らんの眼