無料で使える RPA の taskt の使い方を紹介しています
ここの内容はバージョン 3.3.0.0 までの変数を意味する囲いが [ ] であるときの内容です。そのため、最新のバージョンには対応していない部分があります。
taskt の変数は大きく分けて、通常の変数と、リスト (配列) の 2 種類があります。
変数自体は基本的に変数名で区別しているだけで、ある変数が普通の変数なのか、リスト (配列) なのかは区別がつきません。
しかし、ほかのプログラミング言語にある IsArray 関数のようは手段が taskt にも存在します。
例えば変数名が A ならば [A.Type] と書くと、変数の値ではなく変数の種類が取得できます。通常の変数ならば「BASIC」、リスト (配列) ならば「LIST」と表示されます。
そのため、これと Begin If 命令を組み合わせれば、ある変数がリスト (配列) かどうかの判定が可能です。
変数 vList と vNotList の定義
変数 vList にリストとして値を入れる
変数 vNotList がリスト (配列) かどうかの判定。
[vNotList.Type] が「LIST」と等しいか判定している。vNotList がリスト (配列) ではないので [vNotList.Type] は「BASIC」となる。
[A.Type] のように指定するとき、Type の T だけが大文字で、残りの ype は小文字です。
大文字・小文字を間違えると、普通の変数かリスト (配列) かの判定ができないので、注意してください。