PHASE:23 機械じかけの夢 シナリオ:久保田雅史 コンテ:佐山聖子 演出:青木佐恵子 作画監督:宇佐見皓一 ジャポネスへ向かう丘蒸気を涙ながらに見送ったライムたちは西安にあるそれぞれの居場所に戻った。 「私が人間になれたら・・・」と明石に問うブラッドベリー、小樽の行動と発言(*1)の矛盾に悩むライム、マリオネットと母親の違いを再認識させられるチェリー。 そんな中、機関車に乗る小樽は、整備確認のために途中停車する駅で意外な人物と会うことになる。 ついにヘスがどんな理由で何をしようとしているかが明らかになります。それと、ヘスの真の姿も。ちなみにJtoX のヘスの姿はあかほりさとる氏が小説を書くときに考えて没にしたネタらしいです(*2)。 それと、西安にも三島兵助の噂が伝わっていますね。結局「逆転優勝した」ということ以外は何も分からないのですけれど。 また、困ったことにティーゲルがムチを使っているんですよねぇ。PHASE:13 で機動要塞とジャポネスガーを湖に沈めた後で捨てたはずなのですが・・・。 ついでに、ファウストのセリフを聞いてると、どうもヘスが宇宙船を作っているのは分かっているようなのですが、楊明が裁判で言っていた対消滅時限核弾頭のことは知らないみたいです(*3)。知っていてもおかしくはないと思うのですが。 *1:PHASE:01 で「時代が変わっても、世界が変わっても、人の心だけは絶対に変わらない」と小樽は言っていたが、今回彼は三人のうち誰も選ばず一人でジャポネスへ行ってしまったので、「捨てられた」と感じたんじゃないでしょうか *2:小説12巻「愛・乙女」の特別インタビューより *3:ヘスとの会話の際、いっさい核弾頭について触れていなかったという割といい加減な理由で オンエア:1999年03月16日 |