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(セイバーマリオネットJtoX)



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PHASE:17 それぞれの昨日と今日

シナリオ:植竹須美男
コンテ:佐山聖子
演出:佐山聖子
作画監督:宇佐見皓一/森川均

 小樽ことを全く覚えていないライムの姿は小樽にかなりの衝撃を与えたようだったが、花形は以外と冷静だった。花形の導き出した結論は「記憶喪失」。
 ライムたちの記憶が無くて戻ってこられないなら、自分自身の手で連れ戻してやる決意を固め、情報屋を当たる小樽であった。
 一方、ライムは診療所(*1)へ、チェリーは孤児院へ、ブラッドベリーは盗賊に引き取られそれぞれの生活を送っていた。



 タイトルが重いですよね。見事なまでに小樽とライムたちがバラバラになったことを表現しています。
 それはそうと、ブラッドベリーはかわいそうですね。一人だけ盗賊なんていうとんでもない所に引き取られるとは。またアジトへ通じるエレベーターに「福」の文字がひっくり返った飾りがありましたが、あれは中国の正月飾りで縁起物らしいです。ついでに、ブラッドベリーと盗賊に気付かず、小樽がそのままエレベーターに乗ってしまうシーンはかなり好きです。
 それはそうと、ヘスと楊明がたくらんでいる内容の一部が見えてきますし、ヘスはさらに楊明の知らない”何か”を隠していることがヒシヒシと伝わってきます。本編でテラ(地球)とテラツーの映像が出てきますが、テラツーの方が大きいみたいですね(*2)。
 鉄面皇武璋の情報を頼りに電安の元へ走る小樽が、寄り道をして子犬を助けるシーンがあるのですが、J のPROGRAM:15 の時のように何のためらいもなく川に飛び込み子犬を助けて欲しかったです。

*1:ライムの声優林原めぐみさんが看護士の免許を持っているので、ライムは診療所に引きとなれることになったのだとかってに推測
*2:楊明の言葉と表示される画像の順番が同じならば

オンエア:1999年02月02日



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