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タイトル
(アニメ版 セイバーマリオネットJ)



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PROGRAM:24 乙女たちの旅立ち

シナリオ:金巻兼一
コンテ:甚目喜一
演出:西本由紀夫
作画監督:千葉道徳

 メソポタミア号の攻撃から逃れるために、テラツーの地下階層へ避難した間宮小樽、ライム、チェリー、ブラッドベリー、花形美剣、梅光、玉三郎、ルクス、パンター、そしてファウスト。
 ファウストと玉三郎(家安)から乙女回路を持つマリオネットが作られた理由と、テラツーの正史を知った小樽は悩み苦しむ。
 心が壊れても一途に最愛の人を求めるティーゲルの姿を見たファウストは、ジャポネスへツァアベルベルグを渡すことを許可し、メソポタミア号へ向かう準備は着々と整っていった。



 この話で全て秘密が明らかになります。そして、全ての行動が涙を誘いますね。
 小樽が作ってくれた茶碗を取りに火の海となった長屋へ飛び込むライム、そんな暴挙に対して怒ることもできずライムを抱く小樽、自分ことを捨て土下座をしてまで弟・夢二の明日を願う花形。そして、最後の宇宙空間での小樽とライムたちの別れ。この時だけは、花形はギャグキャラなんて言われませんし、言わせません。
 エンディングに十六夜を使ったのは、本当に素晴らしい演出だと思います。それに、脱出用カプセルの中で小樽が叫ぶ言葉の一部が聞こえないところも。
 見るときは、念のためにハンカチを用意しておくことをお勧めします。

オンエア:1997年3月18日



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(アニメ版 セイバーマリオネットJ)


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