PROGRAM:20 おもいはてなく、こころはるかに シナリオ:金巻兼一 コンテ:寺東克巳 演出:高田淳 作画監督:岡辰也 なくなったライムの乙女回路を探すチェリーやブラッドベリー、花形、そして長屋の住人たち。師範の「(乙女回路が無くとも)ライムはライム」という言葉を信じ、ライムに寄り添う小樽。 心の中で葛藤するライムに対して、”ライムのために泣いている小樽の姿”をローレライは見せる。その瞬間、チェリーとブラッドベリー、さらには小樽へとライムの思いが伝わる。そして小樽はライムを背負い人里離れた神社へと駆け出す。 そして、そこで小樽たちが見、そして知ったものとは・・・。 小樽が尊敬する師範の生い立ちや、秘密が明らかになります。Jでの師範、またまたやJtoXでの楊明の声を担当している声優が同一人物なのですが、小説版の楊明の知ると制作サイドが何かを考えたのではないかと思ってしまいます。 玄関で待たせていたライムを抱き泣き崩れる小樽を見て、何も言えずに去っていく花形の姿には何とも言えない悲しさがあります。 小雪を抱きかかえて去っていく師範の姿を見て、チェリーがつぶやく「もしかしたら師範が自分たちのマスターになっていたのかもしれない」という言葉にうなってしまいます。 最後に、ビデオやLDに収録されるアバンタイトルには、”どのようにして乙女回路を入手したか”という疑問に対する答えが出ています。 オンエア:1997年2月18日 |