PROGRAM:19 ティーゲル、愛のはてに・・・・・・!! シナリオ:あみやまさはる コンテ:西本由紀夫 演出:西本由紀夫 作画監督:古賀誠 ガルトラントの侵攻をまたもやくい止めたジャポネスは活気にあふれていた。荒れ果てた城の修復を手伝っていた小樽は、城の修復よりもライムたちの修理の方が先決だと判断する。 ジャポネス城を離れた小樽は、ライムたちをジャポネス歴史資料館の地下施設へ連れて行き修理自分一人で修理をする。彼に修理されたことでライムたちは、心(乙女回路)を持っていることのありがたさを知ることになる。 修理が終わり、元気よく地下施設から飛び出したライムは、瓦礫の中に立つ三体のマリオネットの姿を見る。 セイバードールズが戦う理由を、小樽たちはここで初めて知ります。修理してもらい普段どおりに戦えるライムたちに対し、満身創痍のセイバードールズは何度も吹き飛ばされますがそれでもライムたちに食らいついてくるのですが、戦っている時間が夕方というのがさらに哀愁を誘います。最後には雨が降り出し、もう見ているこちらも口が苦くなってきます。 そして、この回が終了した後の一週間は本当に次回どうなってしまうのか気が気でなりませんでした。理由は見た人だけが分かるのでしょうけれど。 ティーゲルの「幸せだけが愛じゃない、抱きしめられることだけが愛じゃない」という言葉は今になっても耳から離れません。 1997年2月11日 |