「セイバーマリオネット」とは、あかほりさとる氏、ねぎしひろし氏原作の人間の心を仮想的(*1)に生み出す”乙女回路”を持った女性アンドロイド(この世界では”マリオネット”と呼ばれる)の活躍を描いたアニメや小説の作品のことです。 小説版には「SMガールズ セイバーマリオネット」となっており、アニメ版には「SMガールズ」はついたりつかなかったりします(*5)。 すごく簡単な歴史は以下の通りです(である調でなんとなくそれっぽく)。 21世紀末、人口増加による食糧不足(*2)を解決するために新しい土地を求めて、宇宙進出した移民団の中に恒星間移民船「メソポタミア号」があった。メソポタミア号は、惑星テラツー(テラ II)に接近したとき(*3)、メソポタミア号が突然暴走。脱出ポットを使い無事テラツーにたどり着けた、男性6人だけであった。 女性のいない状態で彼らは、クローン技術を使い人間を増やして土地を開拓し、やがてそれぞれが都市国家を建設することなる。 都市国家は、日本の江戸時代をモデルにした「ジャポネス」、ナチス時代のドイツをモデルにした「ゲルマニア」もしくは「ガルトラント」(*4)、ロシアをモデルにした「ペテルブルグ」、イタリアをモデルにした「ロマーナ」、アメリカをモデルにした「ニューテキサス」そして、中国をモデルにした「西安(シーアン)」の6つである。 ちなみに、セイバーマリオネットJ では、ジャポネスが舞台となっているため「J」がついており、セイバーマリオネットR ではロマーナが舞台のために「R」がついています。 *1:表記の問題ですが、「J」ではキャラクターの人格は”仮想人格”とらえ、ローレライの人格を3つに分けたものであり、1体で1人分の人格ではないみたいです。 *2:アニメ版では人口増加だけが言及されていますが、小説版では人口増加とそれに伴う食糧不足解決のために、「宇宙進出」の名のもとに”人減らし”を行ったということになっています *3:小説版のJ では宇宙空間でプラズマの嵐に巻き込まれメソポタミア号は不時着していますが、アニメ版のJ でメソポタミア号はテラツーの軌道上に到着してから暴走したのか、テラツーのある惑星系のどこかで暴走したのかは不明です。 *4:J の世界においてアニメ版の初期では「ガルトラント」となっていますが「またまた」以降はクーデーターによる政権交代のため「ゲルマニア」となります。また、小説版ではずっと「ゲルマニア」です。 *5:アニメ版「J」シリーズは「SMガールズ」がついていませんが、「R」シリーズはついてます。OVA とテレビ放送の差なのでしょうか。 参考:Wikipedia |